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〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1

卒業生の声

卒業生紹介

問仁田康祐(修士2年制第5期生 2012年卒)
三菱商事株式会社


「平田ゼミに入ったきっかけ」
大学院の受験というのは高校、大学の受験と違い、事前に先生と面接として、研究テーマややりたいことを事前に話した上で受験するのが普通です。しかし、私はそういうことを全く知らずに、先生に一度も会うこともなく受験することになりました。
もともと大学時代はアメフト一本。大学時代は勉強していませんでした。いざ就職活動をしていて、このまま社会人になって良いのかという一抹の不安がありました。そこでゼミの先生に相談した所「平田先生というすごい先生がいて、君はそのゼミで必ず成長できるはずだ」という助言を頂きました。そして、実際にそのゼミのHPを見てみるとスポーツビジネスを研究する研究室でした。これまでそのような言葉は聞いたことはありましたが実際にどのような世界なのかはまったく想像がつかなかったのです。しかし、先生の本を読み、自分なりに勉強していくとスポーツが及ぼす世界への影響力やスポーツビジネスの奥深さを知り、これは本当におもしろい世界だということを感じ平田研究室に入ることを決めました。

「平田ゼミでの研究」〈研究テーマ〉
スポーツ産業の研究がどういう風に変遷していったのかを研究しました。1つのチームの経営戦略や1つのスポーツのことを研究するのも良かったのですが、スポーツ界全体がスポーツ産業全体がどのような構造になっているのか、今後どう発展していくのか、これまでどのような道のりを歩んできたのかを学びたく俯瞰研究を行ないました。具体的にはスポーツに関する研究論文に着目し、学術界においてどのような研究がされているのかを年代別に分類し発展の経緯を研究しました。すると、学術的な論文からもスポーツビジネスやスポーツマネジメントは2000年代から飛躍的に成長している分野であることが照明されました。この研究を通じてスポーツビジネスの将来を感じることができました。

 「その他」
もう一つの平田研究室の魅力である、社会人学生の存在があります。普通22そこらの学生が知り会うことのできない色々なバックグラウンドを持った社会人学生と机を並べて勉強できる機会があるのです。そこには元スポーツ選手や、経営者、第一線で活躍するビジネスパーソンなどあらゆるバックグラウンドを持った社会人が集まっていました。こうした方々と共に勉強することで多様な価値観に対する対応力が身につき、人間としての幅が広がったと感じています。


「卒業後の進路」
私は今、総合商社で資源エネルギー関連に携わる仕事をしています。資源エネルギーの世界は日々の経済動向や各国の政治動向や出来事に左右される分野です。原油・天然ガス・石炭など各資源価格の変動を見ながら、様々なステークホルダーとの交渉やプロジェクトの利益について考えなければなりません。主な業務内容は日本国内にある石油コークスの在庫場所からお客様の工場まで、内航船の日程調整やその手配、価格交渉まで任せて貰っています。地道な泥臭い仕事も多々ありますが、プロジェクトを進める上で必要な細かな論理立った思考が論文作成で身に付いており、研究室での活動を通じて培った忍耐力や、社会人の方々との交流を通して広い視野を持ったことが現在の業務に大変役立っています。

佐藤佑樹(修士2年制第5期生 2012年卒)
株式会社楽天野球団


「平田ゼミに入ったきっかけ」
野球が昔から好きで、なんとか野球に携わることのできる仕事に就きたいという思いで2010年に平田研究室の門を叩かせて頂きました。

「平田ゼミでの研究」
在学時は同じ修士2年制の仲間・後輩や、学部生だけでなく、社会人修士1年制の方々と過ごすことができ、多くのことを経験させて頂きました。年代や経歴を問わず、様々な方々と共に、自分自身の成長を感じることができるのは平田研究室の大きな特徴です。
また、楽天野球団や横浜ベイスターズでインターンとして働くことができました。楽天野球団ではスタジアムのイベントに関する部署に配属され、横浜ベイスターズでは営業に配属されました。学生でありながら、実際に球団の様々な部署で働くことができたのは、平田研究室だからこそ経験できた事と思っています。

 「卒業後の進路」
株式会社楽天野球団に就職致しました。現在は、チーム強化戦略に関する業務全般を行うチーム戦略室チーム戦略企画グループという部署で働いています。私自身の主な業務は、スコアラーのサポート、プロ野球の試合映像やアマチュア試合映像の編集などの映像データの管理です。今後は、強いチームとは何かをスタッツ・映像などのデータや、スコアラー等の現場の方々の意見から導き、常勝チームを創っていきたいと思っています。
平田研究室で出会った方々には、社会人になった今でもお世話になっています。卒業後も続いていく繋がりの深さも、平田研究室の魅力の1つです。

佐藤峻一(修士2年制第1期生 2008年卒)
公益財団法人日本陸上競技連盟


「平田ゼミに入ったきっかけ」
2002年に早稲田大学第一文学部に入学した私は、大学4年生の春、次年度にスポーツ科学研究科が発足し、スポーツビジネス専門領域ができることを知りました。大学2年時に受けていた「トップスポーツビジネスの最前線」で講師をされていた平田教授が教鞭を執られことを確認すると早速アポイントを取り、平田教授の人間的な魅力に惹かれて大学院進学を決意しました。

「平田ゼミでの研究」
修士の研究としては、『浦和レッドダイヤモンズの自律的経営と成長要因』、『アルビレックス新潟における無料招待券配布と成功の軌跡』等の研究をまとめました。また、修士論文としては、陸上競技における普及・強化・市場の関係をテーマに、『トリプルミッションモデルから見た日本陸上競技界発展構造の解明』を書き上げました。合格から卒業までの約2年半の勉強で培った知恵や知識は、かけがえのないものです。

「卒業後の進路」
卒業後は、日本陸上競技連盟に就職しました。広報、マーケティング、大会運営、強化、普及、経理と、様々な業務を移ってきました。「まずはスポーツを専門職にするのではなく民間企業に就職したら?」というアドバイスも頂きましたが、「平田研究室1期生として、スポーツマネジメントにコアに関わる」という強い思いから、陸連を選びました。”Dream Job”とも称されるスポーツビジネス界に若くして身を置けたことを幸せに思いますし、「自分自身が夢を持ちながら、人々に夢を与える活動」をしていきたいと常に思っています。

 今感じていることは、スポーツ界の「狭さ」です。その「狭さ」を活かすため、同世代のスポーツビジネス従事者との交流会、勉強会を行なっています。近い将来この仲間たちとスポーツ界の発展に寄与する、革新的なことをしていきたいと思っています。

 最後に、平田研究室のつながりには、本当に感謝しています。修士時代に、スポーツビジネス界で実績を挙げられてきた社会人修士の方々の経験を伺いながら勉強できたことは、本当に自信になっています。また、私の卒業後も素晴らしい人生の諸先輩方が修士1年制として毎年「後輩」として入学されてくることは大変に刺激になりますし、貴重な出会いです。平田研究室は掛け値なしで「世界一の人財を持つ研究室」と思っております。

若輩者ですが、「平田研究室1期生」という「特権」を最大限に活かし、スポーツ界の発展、ゆたかな社会づくりのために精力的に活動していきたいと思います。


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